Gmailでなりすまし防止(SPF/DKIM/DMARC)の認証結果の確認

最終更新日: 2026年10月20日

アプリケーションの説明

① SPF(送信元サーバーの正当性チェック)
あなたのドメインからメールを送ってよいサーバーを、あらかじめ登録しておく仕組み。
受信側は「このメールは許可されたサーバーから送られているか?」を確認する。

例:xxxxx.co.jp のメールは「999.999.99.999 から送るのが正しい」と宣言しておく。

② DKIM(メール改ざん防止)
メールに電子署名を付けて、配送途中で内容が改ざんされていないことを証明する仕組み。
受信側は DNS に公開されている鍵を使って署名を検証する。

例:「xxxx.co.jp がこのメールを本当に作成した」という証明が付く。

③ DMARC(最終判定:偽メールをどう扱うか)
SPF と DKIM の結果を使って、
「認証に失敗したメールをどう処理するか」を受信側に指示する仕組み。

例:正しいメール → 通常受信

認証失敗 → 迷惑メールへ

完全拒否(reject)も可能

仕様

①SPF の仕様
DNS の TXT レコードで設定
送信を許可する IP やサービスを列挙
10回以上の DNS 参照(include)は不可
最後は -all(不正送信を拒否)が推奨
判定:pass / fail / softfail
例:v=spf1 ip4:153.122.10.161 -all

②DKIM の仕様
メール送信時に秘密鍵で署名
DNS に公開鍵を登録(selector._domainkey)
受信側は公開鍵で署名を検証
署名対象:ヘッダー+本文の一部
判定:pass / fail / neutral
例:default._domainkey.xxxxx.co.jp TXT "v=DKIM1; k=rsa; p=公開鍵"

③DMARC の仕様
DNS の TXT レコードで設定
SPF または DKIM が pass し、
From ドメインと認証ドメインが一致(アラインメント)する必要がある
ポリシー(p=)で処理を指定
none:監視のみ
quarantine:迷惑メールへ
reject:受信拒否(最強)
adkim / aspf でアラインメントの厳しさを指定(s=厳格 / r=緩和)
レポート送信(rua)可能
例:v=DMARC1; p=reject; adkim=s; aspf=s; rua=mailto:postmaster@xxxxx.co.jp;

操作手順

01|なりすまし防止を設定したドメインのメールを Gmail に送信する

送信元メールを作成

1. 送信元:なりすまし防止を設定したドメインのメール
2. 宛先:Gmail を指定
3. 件名:認証テスト(SPF/DKIM/DMARC)
4. 本文:このメールは認証テスト用です。
5. 添付ファイルなしで送信

Step 1
02|Googleアカウントにログイン
03|Gmailで受信したメールを開く

1. Gmail を開く
2.「認証テスト(SPF/DKIM/DMARC)」メールをクリック
3. メール本文が表示します。

Step 3
04|なりすまし防止(SPF/DKIM/DMARC)の認証結果の表示する

1. メール右上の その他メニュー(縦に点が3つ並んだメニューアイコン) をクリック
2. メニューから 「原文を表示」 を選択
3.「元のメッセージ」画面が開き、以下の情報が表示される:

元のメッセージ
メール ID <d6bd366a5b483e901da1494fef56d3f8@xxxxxxxx>
作成日: 2026年10月19日 13:45(2 秒後に配信済み)
From: admin@xxxxx.xxx
To: xxxxx@gmail.com
件名: 認証テスト(SPF/DKIM/DMARC)
SPF: PASS(IP: 153.122.10.161)。詳細
DKIM: 'PASS'(ドメイン: xxxxx.xxx)詳細
DMARC: 'PASS' 詳細

Step 4
05|SPF・DKIM・DMARC の認証結果を確認する

判定基準
SPF → PASS
DKIM → PASS
DMARC → PASS

結論
3つすべてが PASS なら、
なりすまし防止設定(SPF / DKIM / DMARC)は正常に機能している。

Step 5